EnglishBattle

イタリック祖語

*sentiō

英語での現れ方

ラテン語 sentiō は「感じる」と「そう思う・判断する」の両方を意味した。感覚の側は sens で現れ、sense(感覚・意味)、sensible(感じ取れる→分別のある)、sensor の sensory・sensorial・sensorium(感覚の・感覚中枢)、senseless・nonsense(意味をなさない)、insensible・insensate(感じない)。sensual(肉体の感覚に関わる)と sensuous(感覚に心地よく訴える)は綴りも意味も紛らわしいので、対にして覚えたい。

「そう思う」の側は sent で、接頭辞が態度を決める。consent(共に感じる→同意する)、assent(賛意を示す)、dissent・dissension(別に感じる→異議)、resent・resentful(感じ返す→憤る)。sentiment(心の動き→心情)とその派生 sentimental・sentimentality・sentimentalism もここに属し、sentient は「感覚を持つ」、presentiment は「前もって感じること→予感」。sentence はラテン語の「考え・判断」から入り、まず「判決」を、のちに文法の「文」を指すようになった。con-(同意)と dis-(異議)の対比を軸にすると整理しやすい。