EnglishBattle

イタリック祖語

*korzō

英語での現れ方

イタリック祖語からラテン語 currō(走る)になった語で、英語では cur が基本形。occur(〜へ走り寄る→起こる)、incur(中へ走り込む→招く)、recur(また走る→再発する)、concur(一緒に走る→同意する)のように、接頭辞が「どこへ走るか」を決める。current は「走っているもの」で、水や電気の流れ、さらに「今まさに流れている→現在の」へ広がり、currency も「世に流通するもの」から貨幣を指すようになった。

完了形の cursus からは curs が生まれ(cursor 走るもの、excursion 外へ走る→遠足、incursion 侵入、recursion 再帰、cursory ざっと走る→大ざっぱな)、同じ語がフランス語を通ると cour になる(course 走る道→進路・課程、courier 走って届ける人、concourse 走り集まる場→中央広場、recourse 走り戻る先→頼み)。curriculum は「走路」がそのまま「履修課程」になった語。corr の corridor は走り抜ける通路、corrida は牛が走る闘牛、corsair は海を走り回る私掠船とされる。cur が見えたら「走る・流れる」に置き換えて読むと意味が通る。