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西ゲルマン語

*dūnā

hill

英語での現れ方

もとの意味は「丘」で、古英語の ofdūne(丘から下へ)が縮まって down(下へ)になったとされる。つまり down は「高い所を前提にした下向き」で、downward・downslope のように方向を示す使い方が本流。countdown(数え下げる)、meltdown(溶け落ちる)、showdown(伏せた札を下ろして見せる)のように、動詞+down の名詞化はいまも新語をつくり続けている。

dun の側は「丘」の意味を保った枝で、dune は風が積み上げた砂の丘。同じ綴りの dun は「くすんだ茶色」を指し、その色の小鳥が dunnock(ヨーロッパカヤクグリ)。down が「下」なのに dune が「丘」なのは矛盾ではなく、丘そのものと「丘から下る」動きが分かれた結果だと考えるとよい。