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印欧祖語

*(s)kréybʰeti

英語での現れ方

語根の意味は「引っかく・刻む」で、蝋板や石に印を付ける動作が「書く」へ移ったとされる。英語では scrib の動詞群と script の名詞群が対を成し、接頭辞を替えるだけで意味が体系的に動く。ascribe(〜に帰する)・inscribe(刻み込む)・circumscribe(囲って制限する)・proscribe(禁ずる)・superscribe(上に書く)のように、前置詞のイメージがそのまま残っている。

script の層は書かれた物そのものを指し、typescript(タイプ原稿)・transcript(写し)・scriptwriter(脚本家)・nondescript(記述しようがない→特徴のない)まで幅がある。descriptor・prescript・subscript・superscript のような専門語も作りやすい。scriv / scrip はフランス語を経て崩れた層で、scrivener(代書人)や scrip(仮証券)に残る。動詞と名詞の対応(-scribe と -scription)をひと組覚えれば、あとは接頭辞の意味を足すだけで読める。