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イタリック祖語

*wōks

voice

英語での現れ方

ラテン語 vōx(対格 vōcem)が古フランス語を経て英語に入ったのが voice で、日常語として「声」「意見を述べる」「(文法の)態」まで受け持つ。voiceless は音声学の「無声の」、voiceprint・voicemail は技術語で、いずれも「声そのもの」に密着している。ラテン語形をそのまま借りた vox もこの家族。

ラテン語から直接取った voc の枝は、音楽・言語学・学術の側に寄る。vocal・vocalist・vocalize は「声を出す」、vocalic は母音に関する語、subvocalize は「声に出さずに口の中で読む」。voci の形は ferre(運ぶ)と結びついたもので、vociferous は「声を張り上げる→やかましい」。日常なら voice、専門なら voc と覚えておくと語形を選びやすい。