ゲルマン祖語
*hūsą
英語での現れ方
- househouse・greenhouse・boathouse・jailhouse・clubhouse・guesthouse・roundhouse・houseboat
- houshousing・housebound・housebroken・housebuilder・housecleaning・houseful
- hushusband・husbandman・hussy・hustings
ゲルマン語系の言語に共通する古い語で、英語では house がほとんど形を変えずに残った。単独では「家」だが、実際にはたいてい複合語の後半に立ち、前に置いた語が用途を決める。greenhouse(緑を育てる家→温室)・boathouse・jailhouse・clubhouse・guesthouse・storehouse・toolhouse・roundhouse がその形で、建物の部位や付属物を指す housetop・houseboat・houseplant・housefly のような語も同じ作り方。
古ノルド語を経てこの家族に加わった語があるのも特徴で、husband(家に住む者)・hustings(家の集まり→選挙演説の壇)はその例とされる。brothel・hussy のように、house とは似ない形と意味を持ちながら同じ枝に連なる語もある。読むときのコツは、まず前半を見て「何のための建物か」を考えること。powerhouse(力の源)・madhouse(大混乱の場)・nuthouse のような比喩も、この読み方でそのまま通じる。