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イタリック祖語

*leɣʷis

軽い

light in weight

英語での現れ方

ラテン語 levis「軽い」と動詞 levō「軽くする・持ち上げる」から lev の形が広がった。elevate・elevation・elevator は「持ち上げる」そのもの、lever・leverage は「てこ」で、金融の「レバレッジ」もここから。levity は「軽さ→軽薄さ」、levitation は浮揚、maglev は磁気浮上式鉄道。levy は「取り立てるために持ち上げる」から徴税・徴兵、levee は「水を抑える土手」と「起床の謁見」の二つの借用。relevant はもと「支えとして持ち上げる」で、そこから「その件を支える→関連する」となり、irrelevant・relevance・relevancy が続く。

フランス語を通った層は綴りが崩れる。relieve・relief は「重荷を軽くする→楽にする・救済・(彫刻の)浮き彫り」、reliever・unrelieved も同じ一族。パン生地を「持ち上げる」ものが leaven(酵母)で、leavened・unleavened(種なしの)と使う。grief・grievous は本来「重い」の側の語 gravis が、levis に引かれて grevis の形になったところから出たとされ、意味は正反対でも同じ天秤の上にある。コツは、lev を見たら「軽くする」か「持ち上げる」かを目的語で判断すること。