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西ゲルマン語

*ne

〜でない

not

否定を示す

英語での現れ方

古英語では ne を動詞の前に置いて否定したが、その ne が後ろの語と溶け合って一語になったものが今の否定語群である。ne + ǣfre → never、ne + ān → none、ne + ā wiht → naught・nought というふうにたどれ、not は naught の弱まった形とされる。nary(ne + ever a)や nowise(決して〜ない)のような古風な語にも同じ縮約が残っている。

現代語で数を稼ぐのは接頭辞の non で、ほぼ何にでも付いて「〜でない」を作る(nonessential・nonentity・nonporous・nonunion・nonvolatile・nonperformance・nonsteroidal)。non- は「その分類に入らない」という事実の否定なので、価値判断を含む un- や in- より中立に響く。noncommittal(言質を与えない)、notwithstanding(それに妨げられず→にもかかわらず)のように、意味が固まって独立した語も多く、n で始まる語を見たら「打ち消されているのは後半」と読むのが基本になる。

この語源をもつ英単語 166 語

non の形で現れる語 127

naught / nought の形で現れる語 5

never の形で現れる語 5

no / none の形で現れる語 13

not の形で現れる語 6

形が綴りに残っていない語 10