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印欧祖語

*leyǵ-

縛る・結ぶ

to bind, to tie

英語での現れ方

ラテン語 ligō(縛る・結ぶ)の系統で、もっとも原形に近いのが lig。ligament(骨と骨を結ぶもの→靭帯)、ligature、ligate・ligation は医学用語として残り、oblige・obligation・obligatory は「義務で縛る」。音楽の legato(音を切らずに結ぶ)や obbligato も同じ語から来ている。

フランス語を通ると母音が変わって lia になり、liable(縛られている→責任がある・…しがちな)、liability、liaison(結びつけること→連絡・関係)、liaise が生まれた。熱帯のつる植物 liana も「絡みつくもの」。re- が付いた reli は rely(頼りにする)・reliable・reliance・reliant・unreliable で、「結びつけて身を預ける」というイメージが残っている。religion も re- と結びついて「固く結ぶもの」からとする説が有力だが、別説もある。

ad- が付いた alli は alliance・allied で、動詞 ally は「結び合わせる→同盟する」。金属を結び合わせた alloy(合金)、結束を表す league、担保として結びつける lien も同じ家族に連なる。lig/li の綴りを見たら「何と何を結ぶのか」を考えると意味が取りやすい。