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ラテン語

-āta

名詞を作る

英語での現れ方

ラテン語で完了分詞の女性形を作った語尾が、イタリア語やスペイン語では -ata / -ada、フランス語では -ade となり、その ade の姿でまとめて英語に入った。まず「一度に行われる動作」を表し、cannonade(大砲の一斉射撃)、fusillade(一斉射撃)、tirade(まくしたてる非難)、gasconade(大言壮語)がその筋。そこから「こしらえたもの・ひとまとまりの造作」へ広がって、colonnade(柱廊)、balustrade(手すり)、barricade、stockade(柵)、facade(建物の正面)、cascade(段になって落ちる滝)が並ぶ。食べ物・飲み物では材料を前に置き、lemonade・marmalade・pomade(香油)・roulade(巻いた料理)となり、ade だけでも果汁の清涼飲料を指す。

コツは、借りてきた言語ごとに綴りが割れると知っておくこと。イタリア語形がそのまま入った frittata、スペイン語経由の bravado・quesadilla は ata / ado の姿で残る。comrade は「同じ部屋で寝起きする仲間」を指したスペイン語形から来たとされ、フランス語形を改めて借りた camaraderie と、英語の中で作られた comradery・comradeship が併存する。prom は promenade の短縮、custard も -ade 型の語がなまったものとされ、いまの綴りからは仲間と気づきにくい。