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印欧祖語

*terkʷ-

回す・ねじる

to turn or twist

英語での現れ方

ラテン語 torqueō(ねじる)とその完了分詞 tortus を通って、tort という見分けやすい形で英語に入った家族。物理的な「ねじり」がそのまま torsion(ねじれ)・torque(トルク)で、比喩に移ると distort(ねじって歪める→事実を曲げる)、contort(体をねじる)、tortuous(曲がりくねった・回りくどい)、retort(ねじり返す→言い返す・蒸留器)、extort(ねじり取る→強要する)になる。責め道具としての意味が torture・torment(拷問・苦悩)で、torturous(拷問のような)と tortuous(曲がりくねった)は綴りも意味も紛らわしいので区別して覚えたい。法律用語の tort(不法行為)は「ねじれた行い」から。

torch は「ねじって束ねた松明」からとされ、torchlight・torchbearer・blowtorch に残る。ゲルマン語系では thwart が「斜めに横切る」から「妨げる」になり、athwart(横切って)・thwartwise も同じ枝。queer は「斜めの・ずれた」から「風変わりな」になったとされる。植物名の nasturtium は「鼻をねじるほど鼻を突く」からという説がある。