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語根(英語)

-le

小さい物の名詞や、動詞から動作主の名詞を作る

英語での現れ方

動詞や語根に付いて「それをするための道具」「小さなもの」を作った古い語尾で、現代英語では語末の le として残っている。道具側の代表が tool(道具そのもの)で、指を守る小さな覆いが thimble(指ぬき)、留め具が shackle(かせ・拘束具)と pintle(軸ピン)、機織り・馬具の具から名を得たのが swingletree。生き物や地形にも及び、噛むものから beetle(甲虫)、小さな谷が dingle。動作を小刻みに繰り返す意味では joggle(小刻みに揺する)・dimple(小さなくぼみ)がこの筋にある。beadle(教区吏)は「布告する人」から来た、人を表す珍しい例。

コツ・注意として、tool と thimble はこの語尾を含んだまま複合語の第一要素になり、そこから語彙が枝分かれする。tool は toolbox・toolshed・toolhouse・toolmaker・retool(道具を入れ替える→体制を作り直す)、thimble は thimbleful(指ぬき一杯=ごく少量)・thimbleberry・thimbleweed・thimblerig(指ぬきを使ったいかさま賭博)。ただし語末の -le には別の由来を持つ語も多いので、綴りだけでこの語尾だと判断しないことが大切である。