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印欧祖語

*deh₂-

分ける・分かち合う

to share, to divide

英語での現れ方

中心にあるのは「分ける・割り当てる」。ゲルマン語では「区切られたもの」から time(時)と tide(潮・時期)が出た。もとは同じ語で、noontide・eventide・springtide のように「時」の意味の tide が今も残る。tidy は「時にかなった」から「きちんとした」へ、betide は「(そういう時が)ふりかかる」へ広がったとされる。

ギリシャ語 δῆμος は「分けられた土地とそこに住む人々」で、dem の形で democratic・demographic・demagogue・pandemic(人々のすみずみに及ぶ)に入っている。δαίμων は「運命を割り当てるもの」からとされ、demon・daemon・pandemonium へ。ラテン語 damnum(損害)もこの語根の枝とされ、damage・damn の dam を作った。dem を見たら「人々」、tim/tid なら「時・潮」と当てるとよい。