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古代ギリシア語

-ῐον

中性名詞、多くは指小名詞を作る

英語での現れ方

もとは「小さな〜」を表す語尾で、βακτήριον(小さな杖)が bacteria・bacterium に、βιβλίον(小さな書き物)が bible・bibliography・bibliophile になったように、小ささの意識は消えて事物の名として定着した。ラテン語式に ium と綴られる語は場所や器を指すものが多く、podium(足を置くところ)・emporium(商いの場)・symposium(共に飲む席)・proscenium・cranium・trapezium が並ぶ。

eum の形は museum(ムーサたちの場)・mausoleum・athenaeum のように建物の名に集中する。学術語では語頭要素としても働き、angio-(器・血管)が angiogram・angiosperm・angiology を、zo-(生き物)が zoo・zoology・protozoan・zooplankton を作る。criterion のようにギリシャ語の -ion のまま入った語もあるので、-ium と -ion のどちらで綴るかは語ごとに覚えるしかない。