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イタリック祖語

*regō

英語での現れ方

「まっすぐにする」が核で、そこから「まっすぐ導く=治める」と「まっすぐ正す=直す」の二方向に伸びた。治める側が reg で、region(治める範囲)・regime・regiment・regent・regency が並ぶ。正す側が rect で、correct(共にまっすぐにする)・direction(まっすぐ向ける)・rector(導く人)。定規を意味した語からは rule・regular・regulate が出て、「規則」も定規から来ている。

接頭辞が付くと母音が i に変わることがあり(dirigible「操縦できる」・corrigendum「正すべき箇所」)、reg / rect / rig と綴りが揺れても同じ根と見てよい。上にまっすぐ立てる方向では erect(立てる)と、下から立ち上がる系の insurgent(立ち上がる者→反乱者)・insurrection・resurrection(再び立ち上がること)が並ぶ。rail は「まっすぐな棒」からで、railway・derail・handrail に現代語としての「まっすぐ」が生きている。