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古代ギリシア語

ᾰ̓-

〜でない・〜なしの

not; without

否定や欠如を示す

英語での現れ方

後ろに来る語の「不在」を言う接頭辞で、atypical(典型的でない)・apathy(感情が無い)・atheist(神が無い)・agnostic(知り得ない)・asymmetry(対称でない)・achromatic のように使われ、母音や h の前では an に伸びて anarchy(支配が無い)・anemia(血が足りない)・anesthetic(感覚が無い)・anorexia(食欲が無い)・anaerobic になる。abyss(底が無い)や atom(それ以上切れない)のように、否定の意識が薄れて語の中に隠れた例もある。

学術語では後半の要素とセットで読むと意味が通り、analgesic(痛みが無い)・asphyxia(脈が無い)・aphasia(言葉が無い)・atonal(調が無い)はすべて同じ作り。フランス語 azote(窒素)は「生命を保たない気体」の意でこの接頭辞から作られたとされ、benzodiazepine・omeprazole・thiazide・metronidazole のような薬品名に多い az の綴りはそこに連なる。ラテン語の in- で否定する immediate・immortal とは別系統なので、混同しないようにしたい。