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印欧祖語

*gʰerdʰ-

囲む;囲い

to enclose; an enclosure

英語での現れ方

印欧祖語の「周囲を囲う・囲いを作る」とされる語根は、ラテン語を経由した hort と、ゲルマン語系の gardyard に現れる。horticulture、horticultural、horticulturist は庭や栽培に関わる語で、garden、gardener、gardening、kindergarten では囲われた庭・園のイメージが保たれている。yard は囲いのある場所を指す語から、vineyard、yardbird、yardmaster、yardman、railyard、farmyard のような複合語にも広がった。

ラテン語の都市を表す語からは urb が現れ、urban、urbanity、urbanize、urbanization、urbane など、都市に関わる語を作る。suburb、suburbia、suburban、suburbanite などでは、都市の周辺にある地域という関係が示される。一方、ゲルマン語系では gird が「囲む・周囲を取り巻く」という動作や、girdle、girth、undergird のような「帯・周囲・支える」という意味に結びつく。

この家族では、「囲いで区切られた場所」と「周囲を取り巻く動作」の両方が中心になる。gard・yard は庭や区画、urb は都市という囲われた居住域、gird は取り巻く動作を思い浮かべると、形の違う語をまとめて覚えやすい。