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印欧祖語

*sed-

座る

to sit

英語での現れ方

ラテン語 sedeō(座る)系の語では、合成すると母音が弱まって sid になり、reside(腰を落ち着ける→住む)、resident、preside(前に座る→議長を務める)、subside(下に沈む→静まる)のように「そこに座る・とどまる」感覚が残る。名詞・分詞側では sess に変わり、session(座っている時間→会期)、possess(座り込んで所有する)、obsess(そばに座り続ける→取り憑く)、assess(横に座って査定する)が対応する。sed のまま残った sediment(沈んで座るもの→堆積物)、sedate(落ち着いた)も同じ仲間。

ゲルマン語系の本来語は sit / set / seat としてそのまま出る。sit(座る)に対して set は「座らせる→置く」という使役形で、settle(落ち着かせる)、onset、upset もこの系列。saddle(座らせる道具→鞍)や nest(鳥が座る場所とされる)も同じ骨格をもつ。

ギリシャ語では ἕδρᾱ(座席)由来の cathedra が chair(椅子)と cathedral(司教座のある教会)を生み、「行く」方向へ発展した ὁδός(道)系が od として period(めぐる道→期間)、episode、method、odometer に現れる。sed を見たら「どこに腰を据えるか」、od を見たら「どの道筋か」と読み分けるのがコツ。

この語源をもつ英単語 251 語

sid / sed の形で現れる語 51

sess の形で現れる語 31

sit / set / seat の形で現れる語 55

chair / cathedr の形で現れる語 12

od の形で現れる語 34

形が綴りに残っていない語 68