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ゲルマン祖語

*beraną

運ぶ

to carry

英語での現れ方

ゲルマン語の「運ぶ・担う」で、動詞 bear は「運ぶ・支える・耐える・(子を)産む」と守備範囲が広い。人を表す -bearer は「〜を運ぶ人」の型を作り(pallbearer 棺を担ぐ人、torchbearer、talebearer 告げ口する人、trainbearer)、unbearable・unbearably は「耐える」の意味から、overbearing は「上から圧しかかる→横柄な」、forbear・forbearance は「差し控える・忍耐」。

いちばんの注意点は過去分詞が二つに分かれること。「生まれる」の意味では born(newborn・unborn・reborn・stillborn・freeborn・wellborn)、「運ばれる」の意味では borne(airborne・seaborne・waterborne)を使う。名詞では birth(産むこと→誕生。rebirth・birthday・birthmark)と burden(担うもの→重荷。burdensome・overburden・unburden)が同じ動詞から出た兄弟にあたる。barrel も「運ぶ容器」を指した語から来たとされ、berth(停泊位置・寝台)もこの系統に連なる。