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イタリック祖語

*serwos

見張る者

a watcher, a keeper

英語での現れ方

この家族の芯は「仕える」。serv の serve は「仕える」から「(食事を)出す」「(役目を)務める」まで広がった万能動詞で、人を指す servant・manservant・maidservant・server・servitor、状態を指す servit の servitude(隷属)、態度を指す servile・servility・unservile・subservient・subservience・subserviently が並ぶ。名詞の servic は service(仕えること→役務・サービス・点検)を中心に、serviceable(役に立つ)・unserviceable・serviceman・servicing・serviceability と広がり、日常語としての存在感が大きい。

身分を表す語も同じ源から出ている。フランス語を経た serf(農奴)・serfdom、そして sergeant・serjeant は「仕える者」から「軍曹・巡査部長」へ格上げされた語。機械の servo(サーボ)は「命令どおりに動く」装置で、フランス語の複合語の前半が独立したもの。なお observe・conserve・reserve のような -serve 系の動詞は「守る・見張る」を意味する別のハブに属するとされ、綴りが同じでも意味の軸が違う。「仕える」か「守る」かは、接頭辞が付いているかどうかがおおよその目印になる。