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印欧祖語

*h₃reǵtós

まっすぐな、正しい

straight, upright

英語での現れ方

もとの像は「まっすぐ立っている」。そこから物理的な「まっすぐ・直角」、道徳的な「正しい」、判断の「合っている」、さらに「(まっすぐな側=)右」まで、right 一語が広い意味を抱え込むことになった。upright は「立ってまっすぐ」で、姿勢にも人柄にも使う(uprightly・uprightness)。rightmost は最も右、rightist は政治的な右派。

道徳の側を担うのが righteous で、righteousness(正しさ・義)は宗教的な文脈で頻出し、un- を付けた unrighteous・unrighteousness が対になる。aright は古風な「正しく」、alright は all right の略式表記で、書き言葉では all right が無難。right が「右」なのか「正しい」なのかは文脈で決まるので、まず「まっすぐ」という共通の像に戻して考えるとよい。