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西ゲルマン語

*obar

英語での現れ方

「上・越えて」を表す語で、英語では綴りが over のまま残り、前置詞・副詞・接頭辞・複合語の後半と、いくつもの顔を持つ。前に付くときは「〜を越えて」と「〜しすぎ」の二方向で、overseas / oversea(海を越えて→海外の)・overland(陸路の)・overleaf(紙をめくった裏面に)・overnight(一晩越しの)が空間や時間、overly(過度に)・overage(超過分)が程度を表す。overtone は「基音を越えて響く音→倍音・言外の含み」。

後ろに付く型は「動詞+over」の句がそのまま名詞になったもので、元の句から意味が読める。turnover(ひっくり返すこと→離職率・売上高・折り込みパイ)、leftover(残されたもの→残り物)、hangover(持ち越されたもの→二日酔い)、layover(途中で寝かせること→乗り継ぎ滞在)、spillover(あふれ出た分→波及)、sleepover(泊まりがけの遊び)、popover(膨らむ焼き菓子)。前か後ろかで意味の型が変わるので、位置で覚え分けるとよい。