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イタリック祖語

*didō

英語での現れ方

ラテン語 dō / dare(与える)の過去分詞 datus(与えられた)が英語の dat の層で、data(与えられた資料)・datum・database・metadata、そして日付を表す dateline・outdated・predate・backdate・antedate・update がここに属する。手紙に「〜の日に与えられた」と書いた慣習から日付の意味が生まれたとされる。edition は ē-+dō「外へ出す→世に出す」。

trans- を伴った trādō(渡す)からは二方向に分かれ、良い方向では trad の tradition(受け渡されてきたもの→伝統)・traditional、悪い方向では「敵に引き渡す」から tray / trai の betray・traitor、trea の treason(反逆)になる。reddō(返す)由来の rend / rent は render(返す・与える・表現する)、rent(対価として渡す金→賃料)、surrender(すっかり引き渡す→降伏)へ。rendezvous はフランス語の命令形「集まれ」がそのまま名詞になった語。