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印欧祖語

*h₂pó

英語での現れ方

この語根はもともと「〜から離れて・後ろへ」を表す小さな語で、ラテン語では単独では残らず、動詞 sinō(据える)と融合して pōnō(置く)になったとされる。そのため英語側の語はすべて「置く」の意味で受け取ってよい。据えられた物・地位を指す post(柱・部署・郵便)が最も身近で、postal・postage・postcard・postbox・postmark・outpost と複合語を作る。

完了分詞 positus 由来の posit は名詞・形容詞をまとめて作り、position(置かれた場所)、deposit(下に置く→預ける)、positive、composite、opposition、positron を生む。動詞側はフランス語経由の pose(compose・expose・dispose・impose・propose・juxtapose)と、ラテン語の形を保った pon / poun(component・opponent・postpone・compound・expound)に分かれる。pose・posit・pon はどれも「置く」なので、接頭辞(com-=共に、ex-=外へ、de-=下へ、op-=向かいに)を読めば意味が組み立てられる。