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印欧祖語

*plew-

流れる・浮かぶ

to flow; to float

英語での現れ方

水の上を行くのが float・flotilla(小舟の群れ)・flotsam(漂流物)・flotation、あふれ出るのが flood・flooding・floodgate・floodplain・floodlight。同じ動きを空気の中でするのが fly・flight・flying で、butterfly・dragonfly・mayfly・damselfly・gadfly のように虫の名の後半にもよく立つ。flit・flutter はひらひらと不規則に飛ぶ動きを表し、fowl(水鳥・家禽)も「飛ぶもの」から出て waterfowl・peafowl・wildfowl に残る。

「さっと動く」意味が強まると flee(逃げる)・fleet(速い・船団)・fleeting(つかのまの)になり、fledge は雛が飛べるようになることで fledgling(巣立ち前の雛→駆け出し)・unfledged を生んだ。fl- で始まって「流れる・飛ぶ・すばやい」感じの語は、ひとまずこの根の仲間と考えてよい。ギリシャ語側では冥界の神の名から plutonium・plutonic が名づけられ、肺を指す語(「浮くもの」からとされる)が pneumonia・pneumonectomy・pulmonic につながっている。