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印欧祖語

*dʰer-

保つ・支える

to hold, to support

英語での現れ方

ラテン語 firmus(しっかりした)由来の firm が中核で、confirm(しっかり固める→確認する)、affirm(〜に対して固く言う→断言する)、firm、firmament(固く張られたもの→天空)、infirmary(しっかりしていない者の場所→医務室)が並ぶ。同じ「固さ」を別の語から表すのが fortis(強い)系の fort / forc で、fort(砦)、fortitude(不屈)、force、enforce、reinforce、そして comfort(強くしてやる→慰める)、effort(力を外へ出す→努力)まで含む。

中世ラテン語の firma(固定額の借地料)は farm になり、やがて農地そのものを指すようになった。ギリシャ語 θρόνος(支える台)からの throne(王座)も「支える」という同じ核をもつ。

ゲルマン語系では、気持ちをしっかり構えるところから dar(dare=あえてする、daring、daredevil)が、硬く干上がるところから dry / drought が来ているとされる。fort・firm を見たら「固める・支える」、dare を見たら「気持ちを固める」と読むとつながる。