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印欧祖語

*kʷís

英語での現れ方

印欧祖語の疑問代名詞で、「だれ・なに・どんな」を担った語。ゲルマン語系では語頭が h(w)- になり、英語の疑問詞の骨格を作った。単独の疑問詞そのものより、複合語の中に残った形が目につく。somewhat(いくらか)、whatnot(あれこれ)、however(どんなふうであれ→しかし)、somehow・anyhow(どうにかして)、elsewhere・anywhere・somewhere・wherever・whereabouts(どこか・どこであれ)はすべて「不定の程度・場所・方法」を表す。

ラテン語では同じ音が qu- の綴りになり、quality(どんな性質か→質)、quantity(どれだけか→量)、qualitative、quotient(何回入るか→商)、quasi(〜であるかのような)が入った。quote も「何番目かを示して引く」からきたとされる。qu- の学術語に出会ったら、底に「どのくらい・どんな」という問いがあると考えると意味がつながる。