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イタリック祖語

*spekjō

英語での現れ方

完了分詞 spectus 由来の spect が中心で、接頭辞が視線の向きを決める。expect(外を見て待つ→期待する)、respect(振り返って見る→敬意)、inspect(中を見る→検査する)、prospect(前方を見る→見通し)、retrospect(後ろを見る)、suspect(下から見上げる→疑う)、aspect(〜へ向けた見え方)、circumspect(周りを見る→慎重な)。見えるもの自体を指す語も同じ形で、spectator・spectacle・spectr(spectrum・spectral・spectrometer)になる。

母音が弱まると spic になり、conspicuous(よく見える→目立つ)、inconspicuous、suspicion、despicable(見下されるべき)、perspicacity(見通す力)、auspiciously(鳥占いの吉兆から)ができる。名詞 speciēs(見た目・種類)からは speci の枝が出て、species(種)、special・specialist(特定の種の)、specific・specificity、specimen(見本)へ広がった。spice / spic(もとは「品目・種類」)や despis(見下す)も同じ根とされる。spect を見たら「見る」、speci を見たら「見た目・種類」と読み分けるとよい。