中期英語
mys-
悪く・誤って
badly or wrongly
悪く・誤ってすることを表す
英語での現れ方
- mismischief・mistake・misfortune・mischance・misadventure・misuse
- misf / miscmisfortune・misfit・misfire・mischief・mischance・miscue・miscast
この接頭辞が大きく広がったのが中英語の時期で、もともとのゲルマン語系の語だけでなく、フランス語から入ったばかりの語幹にも付くようになった。mischief(うまく運ばないこと→いたずら)・mischance・misadventure・misfortune はその頃に生まれた形で、いずれも「巡り合わせが悪い」を表す。mistake は北欧語系の語幹に付いた例で、「取りちがえる」から名詞の「誤り」へ広がった。
現代英語では「〜しそこなう」の意味が中心になり、misunderstand・misspell・mispronounce・miscalculate・misjudge・misquote のように動詞へ自由に付く。名詞では misstep(踏みちがえ)・miscue・misfit(周りに合わない人)・mistrial のように短い語との組み合わせも多い。読むときは mis- を軽く、後ろの語幹を強く読むのが普通で、そこで切れば意味も見えてくる。