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印欧祖語

*krey-

ふるい分ける

to sift, to separate

英語での現れ方

印欧祖語で「ふるいにかけて分ける」を表した語根。ギリシャ語 krīnein(分ける・裁く)経由の cri は crisis(ふるい分けの決定的瞬間→危機)、critic・criticize(良し悪しを見分ける人→批評)、criterion(見分けの基準)に現れる。crime(裁きの対象→犯罪)も同族。

ラテン語 cernere(ふるい分ける・見分ける)からは cern(concern=共にふるう→関わる、discern=分けて見分ける)と、その過去分詞由来の cret(secret=分け離されたもの→秘密、discreet=見分けのつく→慎重な)が生まれた。分けられて「確かになった」ものが cert(certain=確かな、certificate=証明書)。「分ける→見極める→確かめる」の流れが全体を貫く。