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イタリック祖語

*tenēō

保つ・持つ

to hold

英語での現れ方

中心は「持ち続ける・保つ」。動詞は tain の形で入り、前に付く接頭辞が「どう持つか」を決める。retain(後ろに保つ→保持する)・obtain(自分の方へ持つ→得る)・contain(中に持つ→含む)・maintain(手で持ち続ける→維持する)・sustain(下から支える)・detain(引き離して押さえる→拘留する)・pertain(そこまで及ぶ→関係する)・abstain(離れて持つ→控える)・entertain(間に持つ→もてなす)と、どれも「持つ」を軸に読める。

この家族でいちばん役に立つのは、名詞や形容詞になると母音が変わるという癖を知っておくこと。retain と retention、detain と detention、abstain と abstinence、contain と content・container、sustain と sustenance、pertain と pertinent のように、-tain が -ten / -tin に化ける。接頭辞の付かない tenant(土地を持つ人→借地人)・tenure(保有)・tenor(保たれた筋道→趣旨)・tenacious(しっかりつかんで放さない)は語根がむき出しの形。continue は「途切れさせずに持ち続ける」で、continuous・continuity・discontinue へ広がった。