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古英語

-el

動詞から行為者名詞・道具名詞を作る

英語での現れ方

古英語で動詞に付いて「その動作をするもの・それに使う道具」を表した語尾で、英語では le の綴りに落ち着いた。bridle(引くもの→手綱)、shackle(つなぐもの→足かせ)、spindle(紡ぐ棒)、treadle(踏む板)、riddle(ふるい分けるもの)、thimble(親指に当てるもの→指ぬき)、hackle(すくもの)、beetle(打つ道具)と、道具の名にこの形がとても多い。動詞として使うと「小刻みに繰り返す」感じが出て、sparkle(火花を散らす)・dimple・joggle・kindle がその例。

同じ語尾から育ったもう一つの働きが「小さいもの・若いもの」を表す ling で、動物や人の子に付く(duckling・gosling・hatchling・fledgling・nestling・fingerling・sapling・seedling・yearling・stripling)。人に使うと見下す響きが出ることがあり、weakling・hireling・starveling がそれにあたる。形容詞では ly の形で「〜のように細い・小さい」を表す(spindly・sparkly・spangly・knobbly)。道具か、小さいものか、この二筋で読み分けるとよい。