EnglishBattle

ゲルマン祖語

*ūt

英語での現れ方

ゲルマン語で「外へ」を表した副詞。英語では out がそのまま自立語になり、動詞や名詞と自由に結んで output(外へ出す量)、outcome(外へ出てくる結果)、outline(外側の線)、outside・outdoors(外側)を作る。後ろに置かれると turnout・fallout・washout・blowout・hangout のように「〜し出た結果・場所」という名詞になり、前に置かれると「外へ・超えて」を足す。この前後どちらにも立てる自由さが、out の語族がこれほど大きい理由。

比較の形をとると outer・outermost・outmost となり、母音が変わった系統に utter(外に出す→口に出す/まったくの)、utterly・utterness・uttermost・utmost が並ぶ。utmost と outermost がどちらも「いちばん外」だと気づけば一気に整理できる。but も古英語 būtan(〜の外は)に遡るとされ、綴りからは想像しにくい仲間。逆に out の綴りを持たない語も同じ枝に置かれているので、まずは綴りを手がかりに拾うとよい。