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印欧祖語

*tréyes

three

英語での現れ方

ゲルマン系では three がそのまま残り、thirty・thirteen のように語中では thir に縮む(three の r と i が入れ替わった形とされる)。ラテン語・ギリシャ語系の tri は複合語を作る力が非常に強く、trio・triple・triangle・tricycle・tripod・trilogy・trimester のように「三つの」を機械的に足せる。treble・trefoil の tre も同じ枝。

面白いのは意味が薄れた語で、trivial は「三つの道が交わる場所=どこにでもある辻」から「ありふれた・つまらない」になったとされ、trivia もここから。travel・travail は三本の杭で作った拷問具の名から「苦しい仕事→旅」へ移ったとされる。ラテン語の序数系は ter / tern の形になり、tertiary(第三の)・ternary(三進の)と続く。数を数える語がここまで抽象語に化けるのが、この一族の見どころ。