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印欧祖語

*me

英語での現れ方

英語本来語では mid の形で「まん中の」を表し、時間にも空間にも付く。midnight・midday・midwinter・midsummer・midweek・midafternoon が時、midfield・midland・midair・midstream・midway・midpoint・midline が場所で、後ろに来る語を選ばないのが強み。middle はその名詞形で、middleman(間に立つ人)、middleweight、middlebrow のように「中間の層」を指す語を作る。midst(まっただ中)も同じ系統で、今は熟語の中に残る。

改まった語はラテン語 medius 経由の medi で、medium(中間・媒体)、median(中央値)、medial、mediator(間に立つ人→仲介者)、immediate(間に何も置かない→即座の)、intermediary、multimedia。ギリシャ語 μέσος 経由の mes は理科系に多く、meson(中間子)、mesoderm(中胚葉)、mesosphere(中間圏)、mesothelium、mesial。イタリア語を通った mezz は mezzanine(中二階)、mezzo、intermezzo(幕間)。mean・means・meantime・meanwhile の mean も「間にあるもの」で、「手段」と「中間」の両方の意味を持つのはこの出自による。