EnglishBattle

印欧祖語

*bʰel-#-3

英語での現れ方

中心の意味は「ふくらむ」で、ball(丸くふくらんだもの)から baseball・football・basketball・eyeball・snowball が生まれ、bowl・boll・bole のように「丸い・太い」ものを指す語も並ぶ。bull(ふくれた大きな獣)・bullet(小さな球)・belly(ふくらんだ腹)・phallus・gallbladder も同じ見立てで、bold(ふくれた→大胆な)・embolden はそこから気持ちの張りへ移った枝。

もう一つの面が「吹く」で、ラテン語 flō の系統が flat の綴りで残り、inflate(吹き込んでふくらます)・deflate・inflation・flatulence が並ぶ。本来語の blow・blast・blaze・blather も息や勢いのイメージを共有する。いっぽう blue・blueberry・bluebird の一群は同じ語根の別の枝とされ、意味は「ふくらむ」から離れているので、綴りが似ているからといって意味まで引きつけないほうがよい。