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印欧祖語

*(s)penh₁-

よる・ねじる/織る

to twist; to weave

英語での現れ方

ゲルマン語側は糸をよる spin で、動作が「回す」一般に広がった。spinner・spinning、球や機体の回転を言う topspin・backspin・tailspin、家で紡いだ布から出た homespun(素朴な)。道具の spindle(紡錘)からは、細長さを言う spindly・spindlelegs・spindleshanks。spinster はもともと「糸を紡ぐ女性」で、そこから「未婚女性」の語になった経緯があり、いまは古風で失礼に響くことがある。spider は「糸を紡ぐもの」から出た語で、spidery・spiderlike・spiderwort と広がる。

ギリシャ語側の πένομαι は「骨折って働く・乏しい」で、医学用語の penia「〜が乏しいこと」を作る。leukopenia(白血球減少)、neutropenia(好中球減少)、lymphopenia、thrombopenia・thrombocytopenia(血小板減少)、pancytopenia(汎血球減少)。労苦を意味する πόνος は hydroponics(水耕栽培)に残っている。コツは、spin 系は目に見える「よじる・回る」の日常語、-penia は血液検査の「減少」の専門語と、層を分けて覚えること。

この語源をもつ英単語