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ラテン語

特徴によって人を表す、口語的・軽蔑的なことが多い男性名詞を作る

英語での現れ方

ラテン語では、ある特徴を持つ人をこの語尾で名づけた。companion は「パンを共にする人」、centurion は「百人を率いる人」、legion とその派生の legionary・legionnaire は「選び集められた者」。案内人を指す cicerone は雄弁家の名から作られた語で、monger(商う人)も同じ型がゲルマン語に入ったものとされる。くだけた調子や見下しを含みやすいのがこの語尾の特徴。

イタリア語ではこの語尾が「大きい」を表す増大辞になり、oneoon の形で英語に入った。trombone(大きなトランペット)・minestrone・cicerone・buffoon・cartoon がその例。million(mille+one=大きな千)もここから出て、billion・trillion・zillion のような illion の系列を生んだ。人を指す -ion と、大きさを表す -one/-oon が同じ語尾の兄弟だと知っておくと、意味の見当がつけやすい。