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印欧祖語

*bʰeyd-

割る

to split

英語での現れ方

印欧祖語で「割る・裂く」を表した語根。ラテン語では「打ち込んで割った境界杭」のイメージから fīnis(境界・終わり)が生まれ、その fin が define(境界を定める→定義する)、confine(境界で囲う→閉じ込める)、final(終わりの)、finance(支払いの決着→財政)へと発展した。

ゲルマン語系の本来語では「噛み裂く」方向に進み、bite(噛む)、bit(噛み取られた一片→小片)、bitter(噛みつくような→苦い)となった。「裂く→区切る(ラテン系)」と「裂く→噛む(本来語)」という二つの流れを押さえると、fin と bit が同族だという意外なつながりが見えてくる。