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印欧祖語

*h₂ey-#-1

英語での現れ方

ラテン語 aevum(一生・時代)由来の ev は medieval(中間の時代の→中世の)、primeval(原初の)、coeval、longevity(長い一生→長寿)に残り、本来語では ever・every・evermore・evergreen という「いつでも」の語群を作った。never・not・no・naught といった否定語も、この ever に否定辞が付いて縮んだ形とされる。etern(eternal・eternity)と age(age・aged・ageless・ageism)も「時の長さ」の枝。

もう一つの枝は「生命の盛り」で、ラテン語 iuvenis から juven / junior(juvenile・rejuvenate・junior)、本来語から young / youth(young・youngster・youth・youthfulness)が来る。ラテン語 iūs(法・正当さ)も同じ「生きる力・儀礼上の正しさ」から出たとされ、jur(jury・injury=正しさに反する行い、perjury・conjure・jurisdiction)、just(just・justify・unjust・injustice・adjustment)、judic / judg(judicial・judgment・prejudice=前もっての判断)が並ぶ。hygiene(よく生きること)もこの根とされ、「生命」と「正しさ」が一つの語根でつながっている点がこの家族の面白さ。