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ゲルマン祖語

*fullaz

英語での現れ方

形容詞の full と、それを動詞にした fill(いっぱいにする)が対になっている家族。母音が u と i で入れ替わるのは古英語で動詞を作ったときの名残で、full ↔ fill、fullness ↔ filling のように品詞によって綴りが変わる。fill 側は具体的な動作の語が多く、refill(詰め替え・おかわり)、landfill(埋め立て)、filler(詰め物)、unfilled(満たされていない)と展開する。

fulfil は full と fill を重ねた語で、約束・条件・可能性を「満たす」。綴りはイギリス式 fulfil / fulfilment、アメリカ式 fulfill / fulfillment と l の数が分かれるので、文書の方言をそろえること。over- が付くと overfill・overfull(入れすぎ)。fulsome は「満ちすぎている」から「度が過ぎた・わざとらしい」の意味で、ほめ言葉のつもりで使うと誤解を招く語。