EnglishBattle

印欧祖語

*upér

英語での現れ方

位置の「上」から、程度の「度を越して」へ広がるのがこの語の核で、overwork(働きすぎ)、overcome(上に乗って打ち勝つ)、overlook(上から見る→見落とす)のように、同じ形が「超える」と「見過ごす」の両方を生む。superior(より上の)、supreme(最上の)は上下の比較そのものを表す。

本来語の over に対し、ラテン語経由が super、フランス語でさらに縮んだのが sur(surprise は「上から不意に襲う」)、ギリシャ語経由が hyper。同じ意味の三つ子だと知っておくと、surrender(上から引き渡す→降伏する)や surveillance(上から見張る)のようにフランス語形で入った語も同じ線で読める。過剰さを表すときはたいてい非難や驚きのニュアンスが伴う点にも注意したい。