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ゲルマン祖語

*uz-

上へ・外へ

upward, outward

上方や外方への動きを表す

英語での現れ方

ゲルマン語で「上へ・外へ・すっかり」を表した接頭辞が、古英語では ā- に弱まり、現代英語ではただの a- として語頭に残っている。arise(立ち上がる・生じる)、awake / awaken(目覚める・目覚めさせる)、abide(とどまる・耐える)とその名詞 abode(住まい)、above(上に)、ago(過ぎ去って)がその代表で、どれも「外へ出る・すっかり〜する」という完了の色が付いている。

語頭の a- が接頭辞だと気づきにくい語も多い。amaze は「すっかり惑わせる」で、amazing・amazement は今では「驚き」の意味だけが残る。allay は「すっかり横たえる→やわらげる」、asunder は「ばらばらに」、aghast は「すっかり怯えて」、accursed は「呪われた」、acknowledge は「はっきり知っていると認める」。この a- は現代英語ではもう新しい語を作らないので、a+見慣れた語幹という形の古い動詞に出会ったときの読み方として覚えておけばよい。