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古フランス語

a-

〜へ

to, toward

方向・変化を表す接頭辞

英語での現れ方

ラテン語の ad-(〜へ)が古フランス語で弱まった接頭辞で、動詞に付いて「その方向へ向かう・その状態にする」を表した。英語には塊のまま入っているので、前半の a- を外すと中身が見えることが多い。arrange(整った並びにする)、arrive(岸に着く→到着する)、account(数え上げる→勘定・説明)、accompany(連れ立つ)、achieve(終わりまで運ぶ→成し遂げる)、agree(気持ちを合わせる→同意する)、amuse(心を引きつける→楽しませる)、await(待ち受ける)、avenge(報いを与える)。

後ろの子音に引かれて ac(account・accost・acclimate)、arr(arrange・arraign)、ad / at(address・attire)と綴りが重なるのが目印で、あとからラテン語の ad- に合わせて綴り直された語もある。反対の意味は dis- を足し(disagree・disagreement・disarrangement)、やり直しは re-(rearrange・rearrangement)、前もっては pre-(prearrange)で作る。名詞は -ment で受けることが多い(achievement・agreement・arrangement・amusement)。なお、ギリシャ語系の「〜でない」を表す a- とは別系統なので、a- を見たらどちらか見分ける必要がある。