EnglishBattle

印欧祖語

*bʰéreti

運ぶ

to carry

英語での現れ方

ラテン語 ferō(運ぶ)を経由した fer がもっとも多い現れ方で、意味は接頭辞が決める。refer(元へ運ぶ→参照させる)、transfer(越えて運ぶ→移す)、confer(持ち寄る→協議する)、defer(後ろへ運ぶ→先延ばす)、offer(差し出す)、differ(別々に運ぶ→異なる)。同じ動詞の分詞形から来た lat も仲間で、relate(結び付ける)、correlate、collate がここに入る。

ギリシャ語 φέρω 経由では phor / pher となり、metaphor(別の場へ運ぶ→隠喩)、euphoria(よく運ばれた状態→高揚感)、electrophoresis(電気で運ぶ→電気泳動)が代表。ゲルマン語系の本来語では bear(運ぶ・耐える・産む)そのものが残り、burden(運ぶ荷→重荷)、birth(産むこと→誕生)へ広がった。fer を見たら「何をどこへ運ぶのか」を接頭辞から読むのがコツ。