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印欧祖語

*h₂el-

育つ・養う

to grow, to nourish

英語での現れ方

ゲルマン語系では「育って年を重ねる」ところから eld の系列が来ており、elder、elderly、eldest、olden がその中心。world はもともと人の世代を表す語で、そこから「人の住む世界」へ広がったとされ、worldly、worldwide、underworld と使われる。wold も同じ古い語形の名残。

ラテン語 alō(養う・育てる)系では、「〜し始める」を表す語尾と結びついた adolēscō から adolescent(育ちつつある者)と adult(育ち終わった者)が対になって出てくる。同じ動詞から alumnus・alumna(育てられた者→卒業生)、aliment・alimentary・alimony(養うもの→扶養料)が生まれ、増え育つ側からは proletariat・proletarian が来ている。

高く育つ方向では altus(高い)系の alt が altitude(高さ)、exalt(高く上げる)、alto に現れる。ambulance・ambulatory・amble の ambul も同じ根から出たとされる系列で、この家族は「養う・伸びる・年を経る」という一続きの流れで覚えるとよい。

この語源をもつ英単語