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イタリック祖語

*eks

〜の外へ

out of

英語での現れ方

イタリック祖語からラテン語 ex になった前置詞で、「〜の中から外へ」を表す。英語には接頭辞として大量に入り、ex の形が基本。expand(外へ広げる)、explore(外へ探りに出る)、exhibit(外に差し出す→展示する)のように、動詞の意味に「外への向き」を足す。子音の前では e に縮み(emerge、elect、erupt)、f の前では同化して ef になる(effect、efficient)。

見落としやすいのが古フランス語を経た es の形。escape(外套から抜け出る→逃げる)、essay(外に出して量る→試み)、espresso(押し出したもの)がそれで、ex- とは似ていないが同じ語の子孫とされる。意味の広がりとしては、物理的に「外へ」から、「取り除く」(exclude)や「すっかり〜し終える」(exhaust 汲み尽くす)へ進んだ。読解では、ex- の後ろの語幹を裸にして「何を外に出すのか」を言い直すと定着しやすい。

この語源をもつ英単語